おいしい紅茶の作り方
【紅茶をおいしく飲む3か条〜茶葉 編〜】
紅茶を美味しくご自宅で飲むポイント3つをここではご紹介します。
1、お湯の温度
2、茶葉の量
3、茶葉を入れてからの蒸らし時間
この3つのポイントを思い出しつつ、ご自宅で紅茶を淹れればそれは、以前とは違う味わいになっていると思います。かといって、「絶対に○○しないと!」と決めつけては、紅茶を淹れることも億劫になってしまいますよね。ということで、是非できるところから始めてみてください。
1、お湯の温度
まずお湯をわかします。普段、湯を沸かす時は何を使いますか。やかんや、ポットの方が多いと思います。時間のある方は、是非「小鍋」を使って湧かしてみてください。紅茶を淹れる際、湯の最適温度は98度と言われています。ポットや、やかんだと、その温度に達する前に沸騰のサインが出てしまうので、若干低い温度の湯を使うことになります。やかんやポットを使用する際は、沸騰のサインが出た後、30秒程さらに長く沸騰させ使用することをおすすめします。
一方で小鍋で沸かすことで、空気を含む湯になり、ティーポットに入れた茶葉をしっかりと開かせる役割があると言われています。お湯の目安は沸騰して、5円玉くらいの泡がボコボコとしてきたら火を止めます。
また、予め使用するポット、カップに湧いた湯を少量入れて、温めておくことをおすすめします。お茶を注いだ後に温度の急速な低下を防ぎます。
※熱湯には十分ご注意を!
2、茶葉の量
ここで茶葉の量についてご説明します。大まかには、茶葉の大きさによってカップ1杯あたりに使用する茶葉の量が違うと言われています。葉が大きめ(砕かれていない)、また葉がひねってあるような「よれ」がある「OP(オレンジペコー)」は、ティーカップ1杯につきティースプーン中盛り1杯が目安です。また、「ファイネスト」と呼ばれる、葉が砕かれて細かい茶葉も多くありますが、こちらは前者より若干少なめのティースプーンすり切り1杯が、ティーカップ1杯の目安です。一度に4カップ分以上淹れる際には微調整が必要ですが、気持ち「少なめ」の茶葉の量をポットに淹れることをおすすめします。茶園で大切に育った茶葉です。大切に使いましょう。1、において予めティーポットを温めておくことをお伝えしましたが、その湯は茶葉を入れる際に捨ててください。
3、茶葉を入れてからの蒸らし時間
「蒸らし時間」とは、茶葉の入ったティーポットへ湯を注ぎ入れてから、葉を蒸らす時間のことをさします。基本的には茶葉が大きいほど、ティーポットの中で葉が開く時間がかかるため上述しましたOPタイプは3分位が目安とされています。また、より茶葉が細かい場合は2分半が目安とされています。時間が経ったら茶こしを使ってカップへ注ぎ分けましょう。ここで大切なことは、必ずタイマーを使って時間は測りましょう。長く茶葉が湯に浸かることで「えぐみ」が出て渋みを感じてしまうこともありますのでご注意ください。
【紅茶をおいしく飲む3か条〜ティーバッグ編〜】
ティーバッグを使用して紅茶を美味しく頂く方法。それは、上述しましたお湯の温度、そして、是非ティーバッグとお湯を注いだ後にお皿を乗せるなどして湯気が逃げないようにしてあげてください。より、効果的に蒸らすことができるのでティーバッグ内の茶葉のおいしさを一段と引き出します。なお、蒸らし時間は2分半となっております。
ゆったりとした気持ちで淹れて、ティータイムをお楽しみください。心もリフレッシュ。
Have a nice tea!